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瓦は、それが使われる地方の気候風土に合わせてつくる。これが瓦づくりの鉄則です。 積雪や長い凍結期間のある北国では、なおさら降雪・積雪・凍結などの害を考慮して堅牢で耐久度の高い瓦をつくらなければなりません。安田瓦は1200度以 上の高温で時間をかけて焼成されますので、堅牢性に優れ、水の侵入を防ぎます。吸水実験でも安田瓦の吸水率はJIS規格をさらに上回る3~5%以下。抜群 の耐水性を備えて水分をよせつけません。 |
![]() | 現代の住まいは断熱性能が重視されます。 この断熱性能の良しあしを判断する指標のひとつが熱貫流率で、瓦屋根はセメント瓦やスレート瓦・トタン屋根に比べて優れていることが実証されています。冬は住宅内の熱を逃さず、夏は直射日光を反射して熱を吸収しません。 |
![]() | 積雪と零下の気温が続く北国では、耐寒性能に優れた瓦でないと長い年月に耐えられません。 安田瓦は、吸水された状態で-20度の冷凍倉庫に8時間以上入れ、次に15~20度の水に6時間以上入れるという凍結融解実験を20回以上繰り返した結果、何らの以上も見られませんでした。 |
![]() | 静かな環境で暮らしたいということは誰もが願っていること。 通常、屋根に必要な遮音性能は、一般の住宅地域で28デシベル以上とされています。瓦屋根はこの基準をクリアーしており、他の屋根材との比較においても遮音性能の良さを発揮しています。 |
![]() | 積雪の心配がある北国では、耐圧性能も見過ごせない重要なポイントです。 JIS規格の実験によると、釉薬瓦で120㎏以上ですが、安田瓦は250~300㎏以上の荷物に耐えることができることが実証されています。積雪を強く意識してつくる安田瓦こそ、北国で真価を発揮する強い瓦です。 |
![]() | 火災への備えもおろそかにできません。 他の場所からの火の粉が飛んできて思わぬ火事になることもあるのです。1200度の高温で時間をかけて焼成された安田瓦は、焼き締められて強くなり、例え火の粉が飛んできても燃え移ったりすることはありません。 |
![]() | 瓦の寿命は他の屋根に比べて長く、一般的には50~100年はもつと言われています。 神社仏閣や伝統のある屋敷には、数百年も保ち続けている瓦があります。安田瓦も耐久性にかけては定評があり、末長く使っていただける品質をもっています。 |
![]() | 通気性が良いことも住宅では大事なこと。 瓦ににはいろいろな形のものがありますので、その組み合わせにより、、また、施工方法により適度な通気をすることが可能です。室内空気の換気や結露防止の面からも優れた屋根材です。 |
![]() | 堅牢で耐久性があるということは、維持管理が楽で長く使えるということになり、結局は経済的に有利だということになります。また、断熱性に優れていることも住宅全体に対し良い影響を与え、他の屋根材に比べて家の傷みを抑える効果があります。 |
![]() | 安田瓦の特徴はあの渋い鉄色にあります。 150年もの長い歳月をかけて磨きあげてきた格調に富む色合いは、全国に数多くある瓦の中でもひときわ精彩を放つ存在です。人工的な色彩も多い瓦ですが、安田瓦の深みのある自然色は日本の住宅にふさわしい色合いです。 |